2018年10月06日
鹿苑山 漢陽寺(臨済宗)

南禅寺を本山とする臨済宗のお寺です。
重森三怜師が手掛けた庭が六庭、私が一番好きな師の庭です。
曹源一滴の庭(山門前の庭園) 桃山様式

中央に橋を架けられ、瀧に見立てた石組みです。
曲水の庭(本堂前庭) 平安・鎌倉・桃山様式
奥の小高い築山を蓬莱山に見立てた枯山水に、裏山から湧き出た水を本堂前に引き込んでいます。
山口で杉苔がこんなに綺麗に生育するのに驚きです。
地蔵遊化の庭(中庭) 室町様式
躍動感ある石組み、この様な石を使うの…と、言う様な石を使っています。
裏山には江戸時代に惹かれた全長90mの水路の取水口があります。

蓬莱山池庭(書院裏庭) 鎌倉様式
九山八海の庭(書院東部の庭) 鎌倉様式
池奥の小高い築山を須弥山に見立てています。
瀟湘八景の庭(聰流殿前庭) モダン様式
非公開部分ですが、特別に見せていただきました。
鹿苑山 漢陽寺
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Posted by たかお at 23:51│Comments(0)
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