オオサカジン

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Posted by オオサカジン運営事務局 at

2009年11月23日

載和園庭園 2

 サッシュ廻りの石張りは四半張りで、斜め45°で1.5枚分でかつ、水勾配を2%とり、建物の角で割付が綺麗になるように、現地の石屋にリクエストしましたが、注文の細かさに地元四社が施工辞退してきました。結局、同行した河合氏が施工する事となりました。

 織部灯篭の背景は、日本から航空便で持ち込んだ杉皮、押さえの煤竹、それを押える貝折れ釘で施工、手水鉢の筧と共に持ち込みました。手前の石臼は院長より既存のものを使って欲し
というリクエストに応え、埋めました。



 現場の大邱は盆地で気候が厳しくツバキが生育する北限だといわれています。
織部燈籠の背後に約2mのツバキを植えました。


韓国・大邱市寿城区 ‘02年10月完工(実質工期6日)  


Posted by たかお at 19:04Comments(0)庭園 (新規) 和風

2009年11月21日

載和園庭園(韓国・都載旭内科日本庭園)

  大邱市の実業家が友人である医師会会長の医院の改装に伴い、寄贈した日本庭園。私の大学時代の友人である、大邱ハンイ大学校・権奇燦教授に紹介いただいた。

 既存の塀は瓦を小端状に積み上げ漆喰で塗り籠めたもので、趣がある。日本から手彫りの四方仏の手水鉢(北木石)、桂離宮の写しの雪見灯篭(北木石)と織部燈籠(豊島石)を船便で送りました。
 
 設計・監理者として西川が、植栽工として峰園芸・峰栄吉氏、石組工として河合造園・河合一彦氏が、韓国人の造園工3名が、6日かかりで施工ましした。
事前に打合せを行い、水鉢に筧から流れ溢れ出た水が流れとなり、広がって行く様子を枯山水で表現したプランに決定しました。燈籠や白河砂の発注は事前に行ったが、景石や植木の選別や買付けも工期内に行いました。

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Posted by たかお at 15:00Comments(0)庭園 (新規) 和風

2009年11月16日

はじめまして、西川孝雄です。

はじめまして、西川孝雄です。
大阪芸術大学環境計画学科卒業後、フリーランスのデザイナーとして活動しつつ、非常勤で数奇屋建築の設計・施工会社に5年在籍。
また、造園会社の設計責任者として9年間の間に造園・外構の設計多数、公園・緑地の施工管理、公共工事、後に営業職も経験。
平成13年4月にアーテック・にしかわアーテック一級建築士事務所を設立。
現在、韓国・大邱ハンイ大学校建設システム研究所客員研究員、JUDI都市環境デザイン会議正会員、JAGジャパンガーデンデザイナーズ協会正会員、大阪府建築士会正会員。

これから、自ら携わった庭園・外構の現場のデザインのポイント、こだわり、テクニックを紹介していきます。
  


Posted by たかお at 21:51Comments(0)メッセージ